屋根の「素材」「特徴」について
みなさん、こんにちは!
多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の中島です。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
長かった梅雨がようやく明けようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、前回は「屋根の形」についてお話ししました。
今回は「屋根の素材」についてです。
実は、外観イメージを左右する「屋根の形」は「屋根の素材」とセットで考えるべきポイントなのです!どの屋根素材を組み合わせるかによって建物の雰囲気は大きく変わります。
⌂代表的な屋根の素材は4種類!⌂
主に粘土系・金属系・セメント系・ガラス系の4つのタイプがあります。普段みなさんが街中で目にする多くの屋根素材は、粘土系の瓦屋根が当てはまるのではないでしょうか?それぞれ屋根の形と素材がどのような印象を与えて、どんな特徴があるのか確認してみましょう。
⌂粘土系・瓦屋根
瓦屋根は、粘土を使った焼きものの屋根材です。耐久性が高く、塗り替えの必要がないのが特徴です。他の屋根材よりも重く、厚みもあるため、遮音性、断熱性、耐熱性に強みがありますが、厚い瓦を重ねて葺くことで、実際の瓦は屋根面よりもやや角度が緩くなります。そのため効率よく水を流すには規定の屋根勾配が必要です。
近年では、遮熱性・デザイン性に優れた軽い対応のものも商品化されています。
▽▽▽ひかりハウジング施工例▽▽▽
■外観イメージ:重厚感・和風・北欧
■耐用年数:50~100年
⌂金属系・ガルバリウム鋼板屋根
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛、シリコンによってメッキ加工された屋根材です。日本瓦の約1/6の軽さで耐震性に優れ、一般的なトタンと比べると約4倍の防錆性があります。
不燃材料なので耐火性・耐久性があり、コストパフォーマンスに優れているため、金属の屋根材では最も人気があります。
また、複雑な屋根形状にも対応でき、デザイン・カラーバリエーションが豊富な点も魅力の一つです。
▽▽▽ひかりハウジング施工例▽▽▽
■外観イメージ:スタイリッシュ・モダン
■耐用年数:30年
⌂セメント系・スレート屋根
スレート屋根は、セメントなどを材料として作る板状の屋根材です。
「人工スレート」や「カラーベスト」とも呼ばれます。他の屋根材と比べてとても価格が安く、住宅普及率がとても高い屋根材です。厚さ5mm程度の薄さで耐震性に強いですが、スレート自体には防水性がないため、塗装をして防水性を高めています。塗装は紫外線や雨風が原因でいずれ剥げるため、10年ごとを目安に塗装のメンテナンスが必要になってきます。
■建物イメージ:シンプル・馴染みやすい
■耐用年数:15~25年
⌂ガラス系・アスファルトシングル屋根
アスファルトシングルはガラス繊維の基材にアスファルトを混ぜて、石粒をコーティングしたものをシート状に成形した屋根材です。元々は北米で開発された素材で、シート状で加工しやすいことなどから日本でも人気を増しています。シートが柔らかいためカッターやハサミでも切れるほど加工が容易で、元が防水紙なので防水性にも優れていることが特長です。
■建物イメージ:馴染みやすい・洋風
■耐用年数:20~30年
ひかりハウジングの標準仕様は、家族みんなが安心して暮らしていけるよう、耐用年数が優れている『瓦』と『ガルバリウム鋼板』の二種類ご用意しております。お客様の建物イメージに合わせて素材・形・色味をご提案させていただきます。
【まとめ】
屋根の「素材」「特徴」について、それぞれお話させていただきましたがいかがでしたでしょうか? 屋根は雨風や日差しから建物を守る役割があります。屋根素材を検討する上で生涯住むお家だからこそ、耐用年数も大事なポイントです。将来的にメンテナンスコストも軽減できるような素材選びが必要になっていきますね!
みなさまの家づくりのご参考になりましたら幸いです。
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