好みの外観はどんな屋根の形?
みなさん、こんにちは!
多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の中島です。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、お家の外観イメージを左右する「屋根の形」についてお話します。
⌂代表的な屋根の形は大きく4種類!⌂
主に切妻(きりづま)屋根、寄棟(よせむね)屋根、片流れ屋根、陸屋根の4つのタイプがあります。普段みなさんが街中で目にする多くの屋根の形は、上のイラストで示したタイプのいずれかに当てはまるのではないでしょうか? しかし見慣れていても、それぞれ屋根の形がどのような印象を与えて、どんな特徴があるのか確認してみましょう。
⌂切妻(きりづま)屋根
子どものころ、お絵かきで家を描くとき、上のイラストのような三角屋根を描いていたのではないでしょうか?日本人が“屋根”と聞いてすぐに思い浮かぶのがこの形。切妻屋根とは、2枚の板を左右対称に合わせた三角のシンプルな形です。切妻屋根の建物全体のイメージは温かみのある印象を与えます。シンプルな形がゆえに役物(屋根の流れ面以外の軒や袖などに使う部材)の使用が少なく、新築時もメンテナンス時も費用が安価に抑えられる利点があります。
切り妻屋根とはまた違った左右非対称の屋根の形もご紹介します!
⌂差し掛け屋根
差しかけ屋根とは、1階が2階部分と比べて広い家にみられる屋根の形状です。屋根勾配によっても印象やコストが変わります。建坪が同じだった場合、勾配がきついほど屋根の面積は広くなり建物イメージは他の屋根と比べると少しカジュアルな印象を与えます。近年、屋根のデザインとして差しかけ屋根を取り入れられるお客様も増えてきています。
切り妻屋根と、差し掛け屋根と比較してみると印象は大きく変化がありますね!
屋根の勾配は緩すぎず、またキツ過ぎずの程よい勾配の中で、外観のバランスが取れるように外観デザインを検討するのがベストになってきますね!
⌂寄棟(よせむね)屋根
寄棟屋根とは、屋根の頂上で4枚の流れ面が合わさっているタイプの屋根です。切妻屋根と形は似ていますが、4枚の流れ面で屋根を寄せることにより、建物イメージは重厚感があり落ち着いた印象を与えます。傾斜面が切妻屋根より短くて済むのが特徴です。住宅密集地において、家の向きに制限が掛かるエリアもございます。なぜなら、「土地の形状」「日照条件」「近隣条件」など外的要因が少なからず影響してくるからです。このような場合でも、寄棟屋根の場合は苦労することはありません!どの方向から見ても同じ外観でバランスがとれ、斜線制限も問題なくクリアできます。落ち着いた雰囲気と重厚感があり、どこか大人な雰囲気をかもしだすこの屋根形状は、設計面や施工面でも非常に扱いやすいと言われております。
⌂片流れ屋根
片流れ屋根とは、頂点から片方にだけ流れ面があるタイプの屋根です。切妻屋根を半分にしたような直線的な屋根の形状になるため、建物イメージはスタイリッシュでモダンな印象を与えます。片流れ屋根は、太陽光パネルを設置して発電するにはもってこいの形状です。屋根方向をを南向きにすれば日照時間も長めに確保でき、一面の面積が広いのでよりたくさんの太陽光パネルを設置することが可能です!
⌂陸(りく)屋根
陸屋根とは、地面と水平の平たい屋根です。屋上がある家や、鉄筋コンクリート造のビルのような建物でみられる形状です。屋上がある水平な屋根をフラットルーフとも言います。
片流れ屋根と同様、直線的な形状になるため、建物イメージはスタイリッシュでスッキリとした印象を与えます。シンプル且つスタイリッシュで近年少しずつ増えているタイプですが、屋根部分が水平で傾斜がないので、水がたまって雨漏りを起こしやすくなるデメリットがあります。陸屋根を採用する場合には、一見水平に見えて緩やかに傾斜がついている“パラペット”の造りにすることも可能ですので、検討する際は担当者に相談してみてください!
“パラペット”造り施工例
その他施工例
【まとめ】
外観デザインを検討していく上で、代表的な屋根形状の種類・建物イメージの印象・特徴をご紹介いたしましたがお好みのデザインは見つかりましたでしょうか?
それぞれの屋根が持つ印象はどれも違い、屋根形状を変えるだけで外観デザインを理想の建物に近づくことができます♪また、基本にとらわれず様々な屋根の形状を組み合わせ、個性あふれる建物もご提案できるのがひかりハウジングの強みです。
ですが、デザインばかりに偏りすぎずメンテナンスコストも検討した上で、家族みんなが安心して暮らしていけるよう、弊社では随時無料相談会を行っております。
ブログでは分かりにくかったことや聞いてみたいこと、どんどん聞いてください。
皆様の不安を解消し、素敵なマイホーム計画のお手伝いが出来ればと思っています。
モデル見学なども気軽にご活用ください!