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建物の工法・構造・特徴⑨ | スタッフブログ

みなさん、こんにちは!

多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の伊藤です。

皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

お子様のいらっしゃるご家庭では、新学期が始まりあわただしい毎日でしょうか?

 

さて、前回は、「耐震性」についてお話ししました。

 

今回は「耐火性」についてです。

この点もみなさんの関心が高い項目ですね!

※国土交通省の資料を抜粋いたしましたので、参考に掲載します。

 

この資料からどんなことが言えると思いますか?

この資料は火災発生からの温度変化を表しています。

コンクリート住宅や木造軸組住宅は一気に室温が上昇しているのに対し、ツーバイフォー住宅は室温の上昇がゆっくりだということに注目してください。

このことから何が言えると思いますか?

実際の火災の際に一番大切なのは、「命」です。

温度上昇がゆっくりだということは「逃げる時間が確保できる」ということです。

 

一般住宅であれば、何分あれば逃げられると思いますか?

そのことをイメージしていただくとよいですね!

 

表からは、木造軸組工法は、10分で火災のピークに、木造枠組壁工法15分後でも火災が一部にとどまっているという結果が出ています。

10分であれば、ぎりぎり逃げられる時間でしょうか?

 

それでは、上記の表に記載のない「鉄骨造」はどうなのかというと・・・

以下の表を参考にしてみていきましょう!

  • 公財)日本住宅・木材技術センター調べより抜粋

 

約5分で550℃となり、変形すると言われています。

意外と早い段階で強度が弱くなります。

つまり、崩壊の危険性が出てくるということです。

鉄骨の場合には、燃えやすいか否かではなく、変形による崩壊リスクに着目するとよいでしょう。

影響としては、ご家族が避難する際のケガ、消防士の消火活動の妨げなどが考えられます。

 

【まとめ】

耐火性についてみていく場合には、単に燃えやすいか否かだけではなく、火災によって受けるその他の影響も同時に考えていくことが肝要ですね!

万が一はあまり考えたくありませんが、家族みんなが安心して暮らしていけるよう、何を優先するのか。 参考になればと思います。

 

 

弊社では随時無料相談会を行っております。

ブログでは分かりにくかったことや聞いてみたいこと、どんどん聞いてください。

皆様の不安を解消し、素敵なマイホーム計画のお手伝いが出来ればと思っています。

モデル見学なども気軽にご活用くださいね。