建物の工法・構造・特徴③ | スタッフブログ
みなさん、こんにちは!
多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の伊藤です。
暖かい日が増え、どこかにお出かけになりたくなる季節になりましたね。
新しい生活をスタートさせた方も多いのではないでしょうか?
体調を崩しやすい時期でもあるので、気を付けたいですね。
さて前回は、「木造軸組壁工法」についての特徴や、メリット・デメリットを説明しました。
そこで今回は、「木造枠組壁工法」についてお話していきますね!
簡単にお話すると・・・
「ツーバイ工法」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
日本古来からの建築方法である「軸組壁工法」に対して、アメリカから明治初期頃に日本に入ってきたのが「枠組壁工法」です。
それでは、順に特徴やメリット・デメリットを比較しながらみていきましょう!
【特徴】
・面で支えている。
・アメリカから明治初期に入ってきた世界基準の工法。
メリット
・耐風性・耐震性が高い。
・火災に強い。(火災保険料が軸組壁工法の半額近く)
・工期が比較的短い。
・気密性が高いため省エネ効果が高い。
・規格化されたマニュアルがあるため、品質のバラツキが少ない。
デメリット
・軸組壁工法と比べると、間取りの自由度が少ない。
・開口を大きくしづらい。
・気密性・断熱性が高いため、湿度が高くなりがちであり対策が必要である。
・マニュアルの通りに建築する必要があり、施工業者が限定される。
【まとめ】
枠組壁工法の代表的な建物としては、「札幌の時計台」が有名です。
豪雪地帯でも今もなお美しい姿のまま存在していることから、日本の気候にも十分に馴染んでいるといえますね。
弊社の採用している工法もこの「枠組壁工法」です。
皆さん気にされるのは、間取りの自由度 や 開口が広く取れない点 だと思います。
気になる方はぜひ、実際のモデルハウスや完成見学会などで建物をご覧ください。
開口が広く取れない とはいえ、実際にご覧になったお客様のなかには「これで十分!」と言ってくださる方も多いです。
広く感じられる工夫も知っています。
このブログだけで デメリット と感じられるのはもったいないと思います。
耐震性や火災保険料等のメリットを考えると、体感してみる価値はあると思いますよ!
モデル見学は随時受付しておりますので、お気軽にご相談くださいね。
次回は木造住宅の「軸組壁工法」と「枠組壁工法」を比較しながらみていきますね。
お楽しみに!