【号外】どうなる!?わたしたちの住宅ローン金利! | スタッフブログ
みなさん、こんにちは!
多治見市・可児市で注文住宅を施工しております『ひかりハウジング』の伊藤です。
先日、日銀の黒田総裁が、大規模緩和を修正して、長期金利上限を0.5%に拡大すると会見がありました。
会見の質疑応答の中で特に話題となっていたのは、「住宅ローン金利が上がるのではないか?国民の生活はどうなっていくのか?」
そのような内容でした。
この会見をうけて、みなさんの住宅ローン金利に影響がでるかもしれないということで、急遽今回はこの内容で書いています。
私たちの生活や住宅購入にどのような影響があるのかを順に追って、分かりやすく説明していきますね。
まずは、長期金利についてお話しをします。
簡単に言ってしまうと、期間が10年以上の金利のことをいいます。
テレビなどで流れている代表的なものとして、10年国債の利回りが分かりやすいでしょうか?
【参考】財務省の金利情報より作成
この長期金利の動きは、住宅ローンの固定金利に大きく影響します。
一般的に日銀が今回のような利上げに踏み切った場合に、住宅ローンの固定金利が上がるかもしれないと言われています。
【参考】近隣某金融機関の住宅ローン10年固定金利の推移
では、約30年間給料が横ばいと言われ、約40年ぶりに物価が3.6%まで上昇した今のタイミングで、なぜ長期金利を上げるのでしょうか?
一つの要因として、アメリカと日本の金利差が膨らんだことを言われています。
お金を運用するなら、低い金利で運用するよりも、高い金利で運用した方が良いですよね?
そのため、金利が上昇したドルに金融市場のお金が流れて、ドルの価値があがり、ドル高/円安の状況が続いていたわけです。
そしてこのドル高/円安こそが、輸入大国日本を直撃したという構造です。
(12/22現在は、日銀の会見を受けてか131円台までドル安/円高傾向になっています。)
いきなり、円高とかドル高なんて言われても!という声が聞こえてきそうですね。
そこで少しだけ為替についてお話をします。
分かりやすいのが、私たちがハワイに旅行したとしましょう!(行きたいですよね?)
1ドル100円の時と130円の時では、どちらの方が安く旅行が出来ると思いますか?
答えは100円の時ですね。
つまり円の価値が高い(円高)と130円払わなくても100円払えば済みます。
今の日本のスーパーでの食品値上げは、こういった為替が大きく影響しています。
国としても今のインフレ(物価上昇)を止めたいそんな一心で、今回の決定となったようですね。
万が一、今のまま給料が変わらず、住宅ローン金利が上がり、上がったモノの値段がそこまで下がらなかった場合、住宅に関連した側面から、私たちの生活はどのようになっていくのでしょうか?
■住宅ローン金利が上がることで、借入可能金額の減少につながるかもしれない。
■借入可能金額の減少から、家を購入できなくなる方もでてくるかもしれない。
■金利上昇による心理的な不安から、家を持つという気持ちが遠ざかってしまうかもしれない。
こういった予測に対して、私たちはどうしていったら良いのでしょうか?
住宅購入にかけるお金の見直しには、資金相談会の利用。家族や親族とのお金の相談には家計の見直し。
現在返済中の場合には、万が一の金利上昇に備えて繰上げ返済できる資金の確保
これらが非常に大事になってきますよね。
誰かに聞きたいけど、誰に聞いたらいいからわからない。
とりあえずネットで調べてみよう!
今はインターネットにより情報が簡単に得られる時代です。
しかしながら、どの情報が正しいのかは自分で判断する必要があります。
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スタッフ一同、お待ちしております。
お話が少し脱線してしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。